目次

Editorials

イランでのエイズ専門医に対する有罪判決は、国際的な司法基準に違反し、イランと世界の科学者の協力関係を損なうおそれがあることを同国大統領に訴えたい。

p.511

doi: 10.1038/457511a

オバマ新大統領は、米国の科学研究をふさわしい地位に戻すことを誓約したが、米国の研究者も現実を直視し、科学的公正を確保しつつ行動する必要がある。

p.511

doi: 10.1038/457511b

世界の国々の「責任ある科学的競争力」を測るための指標を提案したい。

p.512

doi: 10.1038/457512a

News

ヒト胚性幹細胞を利用した治療法の臨床試験に初めて米食品医薬品局の承認が。

p.516

doi: 10.1038/457516a

イラン人エイズ専門医に対する禁固刑判決をめぐる一連の過程に海外から非難の声が。

p.517

doi: 10.1038/457517b

完成間近の米核融合研究施設(NIF)に寄せられる期待とは。

p.517

doi: 10.1038/457517a

SPECIAL REPORT モントリオール議定書の適用範囲拡大によって温暖化ガス排出問題に取り組もうという動きが。

p.518

doi: 10.1038/457518a

鉄散布による海洋の肥沃化を通じて大気中の二酸化炭素濃度を抑える道は断たれたのか。

p.520

doi: 10.1038/457520b

ファイザー社のワイス社買収に伴う効果とリスクとは。

p.520

doi: 10.1038/457520a

英国政府主任科学顧問の独立性に疑念を示す英国下院委員会の報告書。

p.521

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海外で活躍するエリート研究者の帰国と移住を促進するための計画を発表した中国政府。

p.522

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News Features

神経科学:接続を見極める

p.524

神経細胞を色分けして標識することに成功した細胞生物学者の話。彼の野望は、人間の脳回路の全容解明である。

doi: 10.1038/457524a

行動科学:秘密の合図

p.528

他人を説得する能力の基盤には何があるのだろうか。最新技術による研究成果を紹介する。

doi: 10.1038/457528a

News & Views

進化ゲノミクス:正から負へ

p.543

ヒトの遺伝子で、正の選択のホットスポットにあったものはどれなのだろうか。解析が行われた結果、最有力候補の遺伝子はそのような選択を受けたものではなく、DNA修復に偏りがあったらしい遺伝子であることが明らかになった。

doi: 10.1038/457543a

免疫学:NK細胞を見直す

p.544

適応免疫系の細胞は執念深く、病原体に再び出会うと強靱な防御応答をみせる。自然免疫系のナチュラルキラー(NK)細胞もこうした機能を備えているらしい。

doi: 10.1038/457544a

物性物理学:プニクタイドの暗号

p.546

鉄を含む新しい超伝導体であるプニクタイドの仲間は、高温で観察される超伝導性という20年にわたる謎の解明で、ロゼッタストーンの役割を果たすことになると期待されている。

doi: 10.1038/457546a

植物ゲノミクス:モロコシゲノムの塩基配列

p.547

モロコシの耐乾燥性は、この植物を貴重な穀物たらしめる性質の1つに過ぎない。このようなイネ科植物の完全なゲノム配列から、農学研究者が学ぶことは多い。

doi: 10.1038/457547a

有機化学:塩素に助けられる

Chlorine lends a helping hand p.548

複雑な珍しい分子の合成法の開発からは、化学反応性についての意外な教訓につながることが多い。海産のある毒素の最初の全合成では、まさにそういった教訓がもたらされた。

doi: 10.1038/457548a

進化遺伝学:生殖的隔離の起源

p.549

2種類の出芽酵母の間で、遺伝子不和合性の珍しい例が見つかった。この見つかりにくい「種分化」遺伝子の発見は、酵母で働いている生殖的隔離機構を増やすことになる。

doi: 10.1038/457549a

Articles

遺伝:モロコシのゲノムとイネ科植物の多様化

The Sorghum bicolor genome and the diversification of grasses p.551

doi: 10.1038/nature07723

免疫:ナチュラルキラー細胞がもつ適応免疫的特徴

Adaptive immune features of natural killer cells p.557

doi: 10.1038/nature07665

Letters

宇宙:太陽系外惑星の大気の急速な加熱

Rapid heating of the atmosphere of an extrasolar planet p.562

doi: 10.1038/nature07649

物性:(Ba,K)Fe2As2におけるほぼ等方的な超伝導

Nearly isotropic superconductivity in (Ba,K)Fe2As2 p.565

doi: 10.1038/nature07676

物性:鉄ヒ化物超伝導体における(π,π)電子秩序

(π,π) electronic order in iron arsenide superconductors p.569

doi: 10.1038/nature07714

有機化学:魚介類中毒をもたらすクロロスルホリピド細胞毒素の全合成

Total synthesis of a chlorosulpholipid cytotoxin associated with seafood poisoning p.573

doi: 10.1038/nature07734

海洋:自然の鉄肥沃化による南大洋深海の炭素移出の増加

Southern Ocean deep-water carbon export enhanced by natural iron fertilization p.577

doi: 10.1038/nature07716

海洋:化学合成無機栄養生物の大増殖によるアフリカ大陸棚の硫化物に富む海水の無毒化

Detoxification of sulphidic African shelf waters by blooming chemolithotrophs p.581

doi: 10.1038/nature07588

免疫:Toll様受容体複合体タンパク質の機能的模倣から生じるアレルゲン性

Allergenicity resulting from functional mimicry of a Toll-like receptor complex protein p.585

doi: 10.1038/nature07548

発生:WNT11は初期筋繊維の伸長を統制する方向指示因子として働く

WNT11 acts as a directional cue to organize the elongation of early muscle fibres p.589

doi: 10.1038/nature07564

医学:毒素原性大腸菌のEtpAは鞭毛と宿主細胞間の接着を仲介する

Enterotoxigenic Escherichia coli EtpA mediates adhesion between flagella and host cells p.594

doi: 10.1038/nature07568

細胞:ブドウ膜メラノーマと青色母斑にみられるGNAQの高頻度の体細胞変異

Frequent somatic mutations of GNAQ in uveal melanoma and blue naevi p.599

doi: 10.1038/nature07586

腫瘍:プロミニン1は、悪性形質転換を生じやすい腸幹細胞のマーカーである

Prominin 1 marks intestinal stem cells that are susceptible to neoplastic transformation p.603

doi: 10.1038/nature07589

細胞:腸がんの起源細胞としての陰窩の幹細胞

Crypt stem cells as the cells-of-origin of intestinal cancer p.608

doi: 10.1038/nature07602

細胞:慢性的な低線量の紫外線に対するRAD6-RAD18-RAD5経路に依存した耐性

RAD6-RAD18-RAD5-pathway-dependent tolerance to chronic low-dose ultraviolet light p.612

doi: 10.1038/nature07580

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