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気候変動訴訟を勝利に導いた弁護士、ジュリア・オルソン氏インタビュー

「ヘルド対モンタナ州」訴訟の原告の若者たちに語り掛けるジュリア・オルソン(Julia Olson)。彼女は2010年ごろから数十件の気候変動訴訟に携わってきた。 Credit: Robin Loznak/ZUMA Press Wire/Shutterstock

2020年3月、米国モンタナ州で18歳のリッキー・ヘルド(Rikki Held)を代表とする16人(当時2〜18歳)が、化石燃料プロジェクトの環境審査における温室効果ガス排出の影響や気候変動の影響の考慮を禁じたモンタナ州環境政策法(MEPA)は、同州憲法が約束する「清潔で健康的な環境への権利」を侵害するとして、同州を提訴した。この「ヘルド対モンタナ州」訴訟は、気候変動に関する憲法訴訟としても、若者を原告とする気候変動訴訟としても、米国で初めて裁判が行われたものであり、モンタナ州地方裁判所が下した今回の判決は、真に歴史的なものと言える。Natureは、この訴訟で原告側の弁護士を務めた非営利法律事務所「Our Children’s Trust」のジュリア・オルソン(Julia Olson)氏に話を聞いた。この日、彼女の自宅があるオレゴン州ユージーンでは、猛暑警報と、山火事の煙とスモッグによる大気質注意報が発令されていた。

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翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 20 No. 11

DOI: 10.1038/ndigest.2023.231112

原文

‘Truly historic’: how science helped kids win a landmark climate trial
  • Nature (2023-08-24) | DOI: 10.1038/d41586-023-02592-8
  • Emma Marris