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絶滅したフクロオオカミのゲノムから分かること

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2018.180310

原文:Nature (2017-12-14) | doi: 10.1038/d41586-017-08368-1 | Tasmanian tiger genome offers clues to its extinction

Ewen Gallaway

フクロオオカミの仔の保存標本から得られたゲノムの解析で、この種が絶滅に至った経緯が見えてきた。

フクロオオカミ(Thylacinus cynocephalus)は1936年に絶滅した。 | 拡大する

PAUL POPPER/POPPERFOTO/GETTY

背中に特徴的な縞を持つことから「タスマニアタイガー」とも呼ばれるフクロオオカミ(Thylacinus cynocephalus)は、かつてニューギニアからタスマニアにかけて生息していた肉食性有袋類である。知られる限りで最後のフクロオオカミは、1936年9月7日にオーストラリアの動物園で死亡した。今回、この絶滅種のゲノムの全塩基配列が解読され、Nature Ecology and Evolutionで報告された1。この成果は、フクロオオカミが個体数を減少させた経緯や、イヌ科動物に不思議なほど似ている理由を解き明かす糸口となる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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