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ゾンビ細胞を退治して若さを保つ

自ら死のうとしない老化細胞の除去が強力なアンチエイジング戦略になることは、すでにマウスで実証済みだ。そして今、ヒトを対象とする試験が始まろうとしている。

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ILLUSTRATION BY PAWEŁ JOŃCA

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 1 | doi : 10.1038/ndigest.2018.180118

原文:Nature (2017-10-26) | doi: 10.1038/550448a | To stay young, kill zombies

Megan Scudellari

メイヨークリニック(米国ミネソタ州ロチェスター)のJan van Deursenは、2000年に、自らの手で作り出した遺伝子改変マウスを見て困惑した。老衰状態に見えるそのマウスは、当初期待したように腫瘍を発生させる代わりに、奇妙な病気を持っていた。生後3カ月という若さで毛が細くなり、両目は白内障となって生気がなかったのだ。van Deursenはその後数年かけて、マウスがこうした状態になった理由を明らかにした。このマウスは高速で老化し、その体には、分裂はしないが死のうともしない奇妙な型の細胞がいっぱい詰まっていたのである1

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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