Nature Microbiology

Nature Microbiology は、微生物同士の相互作用をはじめ、宿主または環境との相互作用を含む、進化、生理学および細胞生物学あるいは社会的意義など、微生物に関するあらゆる分野を対象にしています。

Nature Microbiology は、オンライン限定の月刊ジャーナルです。対象範囲を大幅に拡大したことにより、すべての微生物学者に優れた研究内容を確実に届けます。

最新Research

  • 窒素固定シアノバクテリアUCYN-Aと海洋単細胞生物の特異な共生関係

    Unusual marine unicellular symbiosis with the nitrogen-fixing cyanobacterium UCYN-A

    掲載

    UCYN-Aとハプト植物ピコプランクトン藻類との共生は、海洋の窒素循環において重要な役割を果たしている。この共生関係は、淡水生態系に見いだされる共生の例に類似しているところがあるので、窒素固定を担う細胞小器官の進化を考える興味深い海洋環境モデルになるとはいえ、UCYN-Aに多様性が見られることは、多数の疑問が残されていることを意味している。

  • 現代の梅毒の起源および梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)のパンデミッククラスターの出現

    Origin of modern syphilis and emergence of a pandemic Treponema pallidum cluster

    掲載

    梅毒患者由来の検体をDNA捕捉技術および全ゲノム塩基配列解読技術を利用して解析し、梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)の世界的大流行(パンデミック)の起源となる細菌集団(クラスター)を明らかにしている。

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著者インタビュー

  • アーキアのべん毛を動かす運動モーターの仕組みに迫る!

    木下 佳昭氏、西坂 崇之氏

    生命現象を支えるタンパク質のなかには、モーターのように回転する「分子モーター」がある。これまで、バクテリアのべん毛や真核生物の細胞内輸送に重要なキネシンなどで研究が進んできたが、アーキア(古細菌)が持つ分子モーターは未解明のままだった。今回、学習院大学大学院自然科学研究科生命科学専攻西坂研究室の大学院生、木下佳昭さんは、死海で見つかったアーキアを使ってべん毛が動くようすを詳細に観察し、分子モーターの仕組みの一端を解明した。

  • 細胞の個性を探るイメージング装置開発
    — 誘導ラマン顕微鏡でミドリムシの代謝を調べる

    合田 圭介氏、小関 泰之氏、鈴木 祐太氏、脇坂 佳史氏

    生きている細胞を無染色のまま、高速に画像化する誘導ラマン顕微鏡。そのスペックを大きく向上させて素早く動き回るミドリムシを画像化し、さまざまな環境下での物質代謝がミドリムシ個体間でどう異なっているかを、東京大学の研究グループが明らかにした。今回の成果により、例えば生産性の高い微生物個体を見つけ出すことが可能になるなど、さまざまなバイオ産業への応用が期待される。

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