2006年9月号Volume 3 Number 9

Editorial

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News Features

米国の核兵器科学者たちは、実験を行わなくても「信頼できる」とされる新型核弾頭の設計を進めている。この核弾頭は、米国の老朽化した備蓄核兵器に取って代わるものとなるのだろうか。Geoff Brumfiel が報告する。

ザトウクジラの年齢は、耳垢に生じる層状の輪の数を数えることにより精度よく知ることができるが、そのためにはクジラを殺して解剖しなければならない。クジラを生かしたまま、年齢を知ることはできないのか? オーストラリアで試みられている新たな年齢測定法を、Carina Dennis が報告する。

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Japanese Author

米国カリフォルニア大学のティム・ホワイト教授、東京大学総合研究博物館の諏訪元教授らのチームは、アウストラロピテクスの中で最も古いアナメンシス猿人の化石を新たに発見し、Nature 4 月13 日号で発表した。より古い時代のラミダス猿人とアウストラロピテクスの間の空白を埋める今回の発見について、諏訪元教授にうかがった。

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News & Views

北極は、地球の気候変動に特に敏感な場所の1 つである。新たに掘削された堆積物コアによって、「温室」から「氷室」状態への長期にわたる移行で、北極域の果たした役割が明らかにされた。

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Business News

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News

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Special Report

米国の企業が、脳スキャンを利用したうそ発見技術の商業化を狙っている。しかし、十分に試行されているわけではない技術の商業化には、倫理・科学の両面から警鐘が鳴らされている。Helen Pearson が報告する。

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英語でNature

ダム建設の是非を問うときに、周囲の自然環境、とりわけ生態系に及ぼす悪影響が必ず話題に上ります。ダムの貯水・放流によって、河川の水量や水流、水質などが変わることで、そこに生息する動植物は直接の影響を免れません。 今月は、ダム建設によって、オーストラリアハイギョ(Australian lungfi sh)が絶滅の危機に瀕しているという記事を取り上げます。ハイギョは「生きた化石(living fossil)」とよばれ、シーラカンスとともに陸上脊椎動物の祖先として位置づけられる、進化を研究するうえで重要な生物です。解説を参考にしながら、ハイギョをめぐる論争について、英語で読んでみましょう。

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