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子どもはなぜCOVID-19にかかりにくいのか
子どもの未成熟な免疫細胞やその他の要因がSARS-CoV-2の排除に重要な役割を果たしているらしい。
未来の博士たちによる3分間コンペ
博士課程の学生が自身の研究の魅力を3分で伝える「未来博士3分間コンペティション2020」が11月21日、オンラインで開催された。
腸幹細胞の維持にはIFNシグナルの抑制が重要
幹細胞の維持に微小環境(ニッチ)が重要なことは既知だが、幹細胞の自己複製能と分化能が良いバランスで維持されている仕組みは、よく分かっていない。樗木俊聡・東京医科歯科大学教授らはこのほど、体内で常に作られている微量のインターフェロン(IFN)が腸幹細胞にとって大きな生理的ストレスになることを発見。正常な腸上皮細胞はそれを回避していることも見いだした。
学術界のプレカリアート、ポスドク
2020年、Nature は世界のポスドクを対象にアンケートを実施した。その調査の結果に基づき、今回は、ポスドクを苦しめる不安定な立場と彼らの失望について探る。
ネアンデルタール人のDNAがCOVID-19の重症化リスクを高める
SARS-CoV-2感染に重度の反応を示す人々の中には、DNAのある部分をネアンデルタール人から受け継いでいる人がいることが、遺伝子解析によって明らかにされた。ただし、ウイルスに対する反応様式の違いの全てがこの祖先によるわけではない。
新型コロナウイルス研究注目の論文(1月)
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)とその感染症(COVID-19)に関する文献で重要なものをNature が精査し、まとめた(2021年1月)。12月分はこちら。
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Nature Outlook:薬剤耐性(AMR)
感染症の原因となる細菌が抗生物質に耐性を持つようになるにつれ、薬剤耐性(AMR)が世界的な健康危機を引き起こす危険性が高まっている。科学者と政策立案者は、この脅威に対抗する方法を見つけようと協力して取り組んでいる。
Society 5.0時代の国際教育を見据えて―海外大学と連携して行うオンライン協働学習(COIL)とは
全てがインターネットにつながるSoceity 5.0時代には、どのような人材が求められるのだろう。それに伴い、国際教育はどう変わっていくのだろう。図書館や大学関係者に求められる、Soceity 5.0時代を見据えた準備とはいかなるものだろう。コロナ禍の中で脚光を浴びているオンライン協働学習(COIL)が、その答えのカギの1つを握っていると考えられることから、シュプリンガー・ネイチャーは、第22回図書館総合展のオンラインイベントとして、COILに関するセミナーを2020年11月6日、開催した。