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デンキウナギに着想を得た柔らかい電源

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2018.180202

原文:Nature (2017-12-13) | doi: 10.1038/d41586-017-08617-3 | Electric eel-inspired devices could power artificial human organs

Emma Young

塩水で動作する柔軟で透明な電源が開発された。将来、人工臓器の駆動に使えるかもしれない。

Schroederらはデンキウナギの発電器官を模倣した電源を開発。塩分濃度の高いゲル(赤色)と低いゲル(青色)を1枚の基板上に、カチオン選択性のゲル(緑色)とアニオン選択性のゲル(黄色)をもう1枚の基板上に3D印刷したものを重ね合わせて接触させると、イオン勾配が生じて電圧が生じる。 | 拡大する

Thomas Schroeder and Anirvan Guha

デンキウナギに着想を得た柔軟で透明な電源が、心臓ペースメーカーや体内埋め込み型センサー、さらには人工臓器といった植込み型医療機器にまで電力を供給できるようになるかもしれない。ミシガン大学(米国アナーバー)とフリブール大学(スイス・フリブール)の化学エンジニアThomas Schroederらは、そうした電源を試作し、2017年12月13日、Natureに報告した1。今回の試作品は塩水で動作するものだが、将来的には体液からエネルギーを得たいとSchroederらは考えている。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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