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グラフェンの新たな利用価値:プロトン透過能と防弾性

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150204

原文:Nature (2014-11-27) | doi: 10.1038/nature.2014.16425 | Bullet-proof armour and hydrogen sieve add to graphene’s promise

Richard Van Noorden

注目の素材グラフェンに、プロトンを透過する能力と、「弾丸」の衝撃を吸収する能力があることが、新たに明らかになった。

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炭素原子わずか1個分の厚さからなり、最も薄く、最も強い素材として知られるグラフェン。この二次元シート材料は、発見・単離から10年経つが、今なお新たな驚きをもたらし続けている。今回、周囲条件下ではいかなる原子や分子も通さない完全な単層グラフェンが、プロトンであれば容易に通すことが明らかになった一方で、多層グラフェンが、鋼鉄やコンポジットケブラー防弾材よりも優れた「防弾性」を備えていることが実証されたのだ。前者はNature 2014年12月11日号227ページ1、後者はScience 2014年11月28日号で報告された2

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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