Nature ハイライト

地球:南極の下での山脈形成

Nature 479, 7373

東南極氷床の下に隠されたガンブルツェフ氷河下山脈で得られたレーダー、重力および磁場データによって、これまで知られていなかったリフト系が明らかになった。これはガンブルツェフ山脈の謎とされてきた成因を説明するのに役立つ。地球物理学的データは、厚い地殻の根の上にあって、山脈を取り囲む長さ2,500 kmのリフト系を明らかにしている。ガンブルツェフ山脈は、安定した地塊(クラトン)だと広く考えられている領域上に位置しており、そのため造山運動に対する従来の考え方に疑問を呈している。モデルは、リフト斜面の隆起、根の浮力、アイソスタシー応答の組み合わせによって山脈が形成され、河川浸食と氷河浸食が生じたことを示唆している。

2011年11月17日号の Nature ハイライト

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