目次

Editorials

指標を基準にした科学の評価は確立されたものとはいえず、頭から信じるべきではない。

p.7

doi: 10.1038/457007b

科学技術の進歩により我々は宇宙を知り、自らの存在の小ささを知ってきたが、その科学技術の発展が我々を宇宙から遠ざけることになってはならない。

p.7

doi: 10.1038/457007a

クリスマス・バード・カウントは、一般の多くの有志が参加する分散型科学が見習うべき1つのモデルである。

p.8

doi: 10.1038/457008a

ネイチャーでは、この10年間に掲載した論文に基づき、自然選択による進化の15の証拠を提示する(www.nature.com/evolutiongems)。

p.8

doi: 10.1038/457008b

News

米オバマ次期政権の科学顧問チームは、気候変動、環境問題の専門家が中心に。

p.10

doi: 10.1038/457010a

金融危機の影響による寄付金の激減が、米国の、特に一流大学にとって大きな打撃に。

p.11

doi: 10.1038/457011a

英国の研究予算配分の判断基準になる研究評価(RAE)で、多くの大学が高い評価を獲得。

p.13

doi: 10.1038/457013a

アフリカへの科学技術、教育分野の援助資金を1つにまとめる基金設立の計画があるが、権力闘争を懸念する批判の声も。

p.14

doi: 10.1038/457014a

News Features

世界天文年:新しい目、新しい空

NEW EYS, NEW SKIES p.18

今後40年間に、これまでにない優れた望遠鏡の登場が期待されるが、その一部を紹介する。

doi: 10.1038/457018a

News & Views

量子物理学:締め上げ過ぎて元も子もなくす

p.35

量子系は本来、不確定なものだ。この不確定性を「スクイージング」、つまり締め上げることで、例えば距離などの量の測定を改善できる。しかし、これをやり過ぎると、あっちこっちで物事が破綻してしまう。

doi: 10.1038/457035a

がん:炎症で転移を促進

p.36

がんは、制御できない増殖、不死性やほかの組織への浸潤などの6つの特徴によって定義される。このリストに7番目の特徴として「炎症」を加えるべきであることを示す証拠が、徐々に集まりつつある。

doi: 10.1038/457036b

宇宙物理学:新たに見つかった星形成機構

Star formation branches out p.37

乱流のある高密度分子ガス雲の中から星が形成される仕組みを解明するのは、極めて難しい問題である。系統樹に似た階層的な解析を用いる革新的な手法によって、この過程についての手がかりが得られた。

doi: 10.1038/457037a

ゲーム理論:評判の悪い者をどう扱うか

How to treat those of ill repute p.39

「コストのかかる懲罰」として知られる原理は、人間社会での協力の維持を助けるのだろうか。この問題に関する待望の理論解析結果が発表された。これは、実験と理論の両方に新しい動きを引き起こすだろう。

doi: 10.1038/457039a

ダーウィン生誕200年:自然選択について

p.40

doi: 10.1038/457040a

Articles

腫瘍:細胞周期の制限はDNA損傷を制限し白血病幹細胞の自己複製を維持する

Cell-cycle restriction limits DNA damage and maintains self-renewal of leukaemia stem cells p.51

doi: 10.1038/nature07618

細胞:WSTFは新規のチロシンキナーゼ活性を介してH2A.XのDNA損傷応答を制御する

WSTF regulates the H2A.X DNA damage response via a novel tyrosine kinase activity p.57

doi: 10.1038/nature07668

Letters

宇宙:星形成過程における複数の長さスケールでの自己重力の役割

A role for self-gravity at multiple length scales in the process of star formation p.63

doi: 10.1038/nature07609

量子情報科学:トリフォトンのスクイージングとオーバースクイージング

Squeezing and over-squeezing of triphotons p.67

doi: 10.1038/nature07624

光学:サブ波長スロット導波路におけるナノ粒子と生体分子の光学的操作

Optical manipulation of nanoparticles and biomolecules in sub-wavelength slot waveguides p.71

doi: 10.1038/nature07593

地球:過圧状態にある沈み込んだ海洋地殻と巨大逆断層によるシーリングに対する地震学的証拠

Seismic evidence for overpressured subducted oceanic crust and megathrust fault sealing p.76

doi: 10.1038/nature07650

行動進化学:間接互恵性の下でコストを伴う懲罰が効率的なのは限定的な場合のみである

Indirect reciprocity provides only a narrow margin of efficiency for costly punishment p.79

doi: 10.1038/nature07601

視覚:自然風景の般化を学習することによる複雑型細胞の特性の出現

Emergence of complex cell properties by learning to generalize in natural scenes p.83

doi: 10.1038/nature07481

免疫:アカゲザルでのT細胞ワクチンによるSIV攻撃接種の免疫制御

Immune control of an SIV challenge by a T-cell-based vaccine in rhesus monkeys p.87

doi: 10.1038/nature07469

細胞:ニッチ中に存在する個々の造血幹細胞/前駆細胞の、生きた動物体内での追跡

Live-animal tracking of individual haematopoietic stem/progenitor cells in their niche p.92

doi: 10.1038/nature07434

細胞:リアルタイムイメージングを用いた、造血幹細胞の機能的ニッチの検出

Detection of functional haematopoietic stem cell niche using real-time imaging p.97

doi: 10.1038/nature07639

細胞:がん腫が産生する因子がTLR2を介して骨髄細胞を活性化し転移を促進する

Carcinoma-produced factors activate myeloid cells through TLR2 to stimulate metastasis p.102

doi: 10.1038/nature07623

生化学:折りたたみを行う空洞内に新たに折りたたまれたタンパク質を閉じ込めた状態のシャペロニン複合体

Chaperonin complex with a newly folded protein encapsulated in the folding chamber p.107

doi: 10.1038/nature07479

生理:見かけ上開口状態にある五量体リガンド依存性イオンチャネルのX線構造

X-ray structure of a pentameric ligand-gated ion channel in an apparently open conformation p.111

doi: 10.1038/nature07462

生化学:プロトン活性化型五量体リガンド依存性イオンチャネルのおそらく開状態と思われるものの構造

Structure of a potentially open state of a proton-activated pentameric ligand-gated ion channel p.115

doi: 10.1038/nature07461

Review Article

宇宙:ハッブル宇宙望遠鏡による科学研究の18年間

18 years of science with the Hubble Space Telescope p.41

doi: 10.1038/nature07621

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