2009年3月号Volume 6 Number 3

News Feature

1609年、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイは手製の望遠鏡で月を見上げた。そのちょうど400年後にあたる今年は、世界天文年である。今後40年間は、既存のどの望遠鏡をもはるかにしのぐ性能を備えた次世代望遠鏡が続々と建設されてくるだろう。Jeff Kanipeがそのうちの4基を紹介する。イラストはLynette Cookによる。

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News & Views

星形成は、乱流状態の高密度ガスからなる分子雲の中で起こる。科学者たちは、この複雑な過程を解明しようと努力を続けてきた。このほど、樹形図を利用する革新的な手法により、新たな洞察がもたらされた。

「コストを伴う懲罰」として知られる原理は、人間社会での協力の維持を助けるのだろうか。この問題に関する待望の理論解析結果が発表された。これは、実験と理論の両方に新しい動きを引き起こすだろう。

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Essay

ガ、ゾウ、魚類では強力な化学シグナルが同定されている。しかし、一般向けの書物の記述とは裏腹に、人間のにおいをとらえる競争の決着はまだついていない。フェロモンの歴史をTristram D. Wyattが紹介する。

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News

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英語でNature

皮膚は、けがをしても再生されて治ります。ところが、脊髄や心筋細胞のように、一度損傷を受けてしまうと、再生されない組織があります。こうした疾患の治療法の1つとして、近年、胚性幹細胞(ES細胞)を利用した再生医療が注目を集めています。しかし、ES細胞による治療は、病気治癒の喜びとともに、ヒトの受精卵から作られるゆえの倫理的問題を抱えています。 米国では今年1月、ES細胞を用いた治療法の臨床試験が承認されました。オバマ新政権誕生後まもないタイミングでの承認には、どういう背景があるのか読み取ってみましょう。

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