2005年2月号Volume 2 Number 2

Editorial

物理学の世界に次の革命が起こるまでの間、物理学の栄光の相当部分は工学が担っていくと思われる。工学の分野で相当の成果を挙げている物理学者たちが、そのことにほとんど言及しないのは残念なことだ。

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News

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News Features

2004年に鳥インフルエンザによる大打撃を受けたベトナムでは、今度は人間を脅かすインフルエンザの流行が起ころうとしているかもしれない。しかしPeter Aldhousが報告するように、農村部の研究者たちには、このリスクを調査する設備や情報が十分あるとは言えない。

100年前、アルバート・アインシュタインがブラウン運動、光電効果、特殊相対性理論に関する画期的な論文を書いたとき、彼はまだ26歳だった。これほど若くして科学界で名声を得ることは当時でも例外的だったし、今日ではもっと難しいといえるかもしれない。しかし、21世紀の物理学について知ろうとするとき、若い物理学者に尋ねてみることによってこそ見えてくるものは多い。「あなたの理論は?」と。

イスラエルのハイファにあるアインシュタイン通りで育ったDorit Aharanovは、物理学を研究する運命だったのかもしれない。しかし、最終的に量子コンピューターを専門に選ぶまで、彼女は別の問題に関心を寄せていた。Haim Watzmanが報告する。

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Comment

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News & Views

インスリンに対する抵抗性があると、糖尿病にかかりやすくなる。その特徴は、貯蔵脂肪の増加とグルコース合成停止不全である。こうした影響の分子レベルでの基盤が解明された。

イオン伝導体は、センサー、燃料電池や普通の電池などいろいろな使い道がある。イオン伝導体を基盤とするナノエレクトロニクス・デバイスは、今後シリコンにとって代わるのだろうか。

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Physical Science

一連の考え方の進展を、できるだけ簡潔な形で、なお かつ発展の連続性を完全に保ちながら俯瞰するというの は、どこか抗し難い魅力がある。私たちはそれを、相対 性理論について試み、すべての進歩は、小さな、ほとん ど自明な思考の積み重ねからなっていることを明らかに したい。

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