Nature ダイジェスト

News

ハチは仲間のプレーでサッカーを覚える

Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 5 | doi : 10.1038/ndigest.2017.170504

原文:Nature (2017-02-23) | doi: 10.1038/nature.2017.21540 | Bees learn football from their buddies

Traci Watson

ハチは、本来の仕事とは無関係の作業であっても高度な学習能力を示し、教わったことを改善することさえできる。

一匹のインストラクター役のハチが別のハチに、ボールをどうすると報酬がもらえるかを見せている。

サッカーでゴールを決めたハチには甘いご褒美がある。他の個体がボールを扱うのを目撃したハチは、それだけで、またたく間に昆虫版のサッカーをマスターするという。小さな送粉者に高度な学習能力があることを示唆する論文が、Science 2017年2月24日号に掲載された1

この実験ではまず、複数のマルハナバチに仲間のハチがボールをゴールへ運び、報酬として大量の砂糖水をもらう様子を見せた。観察していたハチは、すぐに同じプレーを行うことができた。ハチたちは、その報酬をさらに小さな労力で手に入れる方法まで見つけた。論文の共著者であるロンドン大学クイーンメアリー校(英国)の行動生態学者Olli Loukolaは、「ハチはただやみくもにまねをしているわけではありません。改善もしています」と話す。

全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。

Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

プライバシーマーク制度