Nature ハイライト

細胞:迅速かつ効率的なiPS細胞産生

Nature 506, 7487

T Grafたちは、転写因子であるCCAAT/エンハンサー結合タンパク質α(C/EBPα)の一過性発現の後に、再プログラム化因子である山中因子「OSKM」を過剰発現させると、B細胞前駆細胞が誘導多能性幹(iPS)細胞に迅速かつ非常に効率よく再プログラム化される仕組みを説明している。著者たちは、C/EBPαが、クロマチンへの接近を容易にし、Tet2酵素の活性化が関わる機構を介して多能性遺伝子の発現を加速することを見いだした。B細胞のiPS細胞への高効率かつ迅速な再プログラム化が今回実証されたことで、再プログラム化過程の研究モデルが提供され、臨床応用も可能になるかもしれない。

2014年2月13日号の Nature ハイライト

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