Nature ハイライト

生態学:「緑深い」アマゾンは光のいたずらだった

Nature 506, 7487

地上から見上げたアマゾン森林の林冠。
地上から見上げたアマゾン森林の林冠。 | 拡大する

Credit: D.Morton

アマゾンに関する近年のリモートセンシングデータは、乾季に植生の「緑色度の増加」が起こることを示しており、これは、水ではなく光が森林の生産性の主要な制限要因であることを意味している。D Mortonたちは今回、緑色度増加の証拠を分析し直し、これが実は観測方法がもたらした光学上の人為的産物であって、6月の至点から9月の分点までの間に衛星観測の相対的方位角が変化した結果であることを明らかにした。これを補正すると緑色度の増加という現象は消え失せ、アマゾン森林の植物の生産性の主要な駆動要因は光ではなく水の利用可能性であることを示した他の研究を裏付ける結果となった。

2014年2月13日号の Nature ハイライト

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