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生態: 両生類を追い込む3つの脅威

Nature 480, 7378

両生類を追い込む3つの脅威
両生類を追い込む3つの脅威 | 拡大する

Credit & copyright: Matthias Dehling

両生類は絶滅の脅威が最も差し迫っている脊椎動物群であり、脅威の要因として最も懸念されているのが、気候変動、土地利用の変化、それに真菌感染症であるツボカビ症の3つである。両生類のほぼすべての種を対象として、この3つの脅威の相互作用を分析した結果、気候変動および土地利用の変化に脅威を受ける地域が相当大きく重なることが明らかになった。真菌感染症は概してそれらとは異なる地域に認められ、気候変動と熱帯域での感染症の脅威とを結びつけた以前の研究とは異なる結果となった。しかし憂慮されるのは、両生類種が最も豊富な地域で絶滅の脅威が最も大きいと予測されることである。

2011年12月22日号の Nature ハイライト

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