Nature ハイライト

生理: 暖房のスイッチを入れるのはマクロファージ

Nature 480, 7375

温血動物での熱発生について現在広く受け入れられているモデルでは、視床下部が低温を感知するとノルアドレナリン放出が起こり、白色および褐色脂肪組織で適応的な熱産生の細胞プログラムが調整されると考えられている。今回、これとは大きく異なる結果が報告されている。マウスが低温に暴露されたときにノルアドレナリンなどのカテコールアミンを放出するのは、インターロイキン4が介在して活性化された脂肪組織マクロファージであることが明らかになった。したがって、代替的活性化マクロファージなどの造血系細胞が、交感神経と並行的に作用する非ふるえ熱産生を制御する第2の回路を構成している可能性が出てきた。

2011年12月1日号の Nature ハイライト

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