Nature ハイライト

発生:半数体のマウス幹細胞

Nature 479, 7371

大半の高等動物のゲノムは二倍体であり、このために生物医学のモデルとなるマウスなどの動物種で使える遺伝学的手法の範囲が制限される。ゲノム刷り込みやX染色体不活性化など、哺乳類が持つ遺伝学的特性のため、マウスから半数体の幹細胞を得ることは不可能であるとこれまで考えられていた。しかし、M LeebとA Wutzは今回、マウスの半数体胚性幹細胞の作製に成功したことを報告している。この細胞株は培養で樹立でき、哺乳類での遺伝学的スリーニングに新たな可能性を開くだろう。

2011年11月3日号の Nature ハイライト

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