Nature ハイライト

心理:青年期の脳は変化する

Nature 479, 7371

知能指数(IQ)で表される知能は生涯を通じて変化しないと考えられることが多いが、C Priceたちは、IQの個々の要素が青年期を通じて変化しないのかどうか、また長期的な変動が脳の構造的および機能的な変化と相関するのかどうかを調べた。神経学的に正常な33人を青年期の前期および後期に調べた脳画像化研究で、言語性IQおよび非言語性IQが上下し、これらは発話および動作と関連する脳領域の灰白質における変化にそれぞれ対応していることが認められた。ティーンエイジャーでは個人の知的能力が同年代に対して相対的に上下する場合があるらしく、この知見は教育専門家および臨床医の関心を集めそうである。

2011年11月3日号の Nature ハイライト

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