Nature ハイライト

生化学: 隠れたタンパク質を見るための新規NMR法

Nature 480, 7376

タンパク質がポリマーや膜、固体担体などの大きな構造と結合すると、溶液中の遊離状態のタンパク質分子を可視化するのに用いる技術では普通「見分けがつかなく」なる。M Cloreたちは、そのような交換現象を原子分解能で調べられる新たな溶液核磁気共鳴技術を開発した。DEST(dark-state exchange saturation transfer)と名付けられたこの方法の有効性は、アルツハイマー病の原因と考えられているアミロイドβ単量体の凝集過程を追跡することで実証された。この手法は、生物系や材料科学で見られる超分子系の多くに応用できると考えられる。

2011年12月8日号の Nature ハイライト

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