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イネ:全ゲノム配列解読によるゲノムワイド関連解析がイネの農業形質に影響する新たな遺伝子を迅速に同定する

Nature Genetics 48, 8 doi: 10.1038/ng.3596

作物の農業的有用形質に関与する遺伝子の同定において、ゲノムワイド関連解析(GWAS)が強力なツールとなる場合があるが、集団構造および大規模な連鎖不平衡がしばしばその妨げとなることが知られている。本研究では、全ゲノム配列解読に基づくGWASを利用して農業上重要なイネ遺伝子を同定し、推定される塩基多型の影響に基づいて候補遺伝子のスクリーニングを行った。この方法により、農業形質と関係する新規遺伝子が4個同定された。その一部は一般的な多型解析では検出されなかったが、遺伝子に基づく関連解析を行うことで検出することができた。今回の研究は、農業形質に関与する遺伝子のGWASによる迅速同定に関する重要な洞察をもたらすものであり、作物の改良を目指す今後の研究を促進すると考えられる。

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