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2017年6月号

Editorial: フェイクニュースを伝えるマスメディアをあぶり出す

証拠に基づいた説得力のある科学ジャーナリズムは可能だが、それでも誤解することはある。

PR: Open Research Forum 研究の質向上とオープンイノベーションの促進

研究論文やデータなどをできるだけオープンにすることで、研究を加速し、また第三者による新たな研究やイノベーションの発展を促す。こうしたオープンサイエンスを実現していくための日本と英国における取り組みを紹介する。

2017年4月号

News: がん研究の再現性検証プロジェクトから最初の報告

影響力のあるがん研究論文の再現性を改めて確認するという意欲的な取り組みが、論争を巻き起こしている。

News: クルクミンの効果に化学者が警鐘

香辛料抽出物クルクミンは広範な評価試験でニセの反応を示す分子であると、注意を呼びかける論文が発表された。

News: 「コモン・ルール」最終版は研究者寄りに

ヒト試料を扱う研究と臨床試験で米国政府が助成するものに適用される規則「コモン・ルール」。このたびの改訂では、焦点となっていた被験者保護の拡充が見送られ、プライバシーに関する懸念が広がっている。

2017年2月号

News: 研究評価にNIH新指標を取り入れる動き

生物医学分野の研究を支援する各国の助成機関で、米国NIHが開発した新しい指標を導入する動きが広がりつつある。

2017年1月号

News Feature: 若手研究者にのしかかる重圧

今日の若手研究者は、上の世代より少ない助成金とポストをめぐり、厳しい戦いをくぐり抜けていかねばならない。

2016年12月号

Editorial: データ共有と再利用促進のための新方針

Natureおよび関連12誌では、論文作成に利用されたデータセットの利用可能性と利用方法の明記を義務化しました。

2016年11月号

News: 公開データは自由に再利用してよいか?

データをネット上に公開する科学者も、公開データを再利用したい科学者も、知的財産権について最低限の知識を持っておく必要がある。

2016年9月号

News: arXivがリニューアルを計画

arXivは近くリニューアルを計画しているが、利用者へのアンケート調査の結果、利用者たちは現状に満足しており、大幅な変更には警戒感を持っていることが明らかになった。

2016年8月号

News Feature: 「再現性の危機」はあるか?−調査結果−

本誌が実施したアンケート調査により、科学界を揺るがす「再現性の危機」について、科学者自身はどのように見ていて、どうすれば再現性を向上させられると考えているかが明らかになった。

2016年7月号

Editorial: 助成金申請却下に不服申立てができる?

研究助成金申請却下に対する不服申立てが認められるという快挙は、現状では、ほとんどの研究者にとってそれほど興奮するような話ではない。

2016年6月号

News: p値の誤用の蔓延に米国統計学会が警告

科学者によるp値の誤用を止めるため、米国統計学会(ASA)が異例の声明を出した。

2016年5月号

News: 論文の追試結果を発表する学術誌が始動

医学生物学分野の論文の再現性について報告するオンライン学術誌が創刊され、バイオテクノロジー企業が最初の論文を投稿した。

Editorial: 食餌などの環境要因が動物研究に及ぼす影響

科学者は、動物研究に対する食餌と環境のさまざまな影響にもっと注意を払うべきだ。

News: 生物学研究者よ、プレプリントの投稿を

生物医学分野の研究論文原稿を、論文誌掲載前に研究者自身がオンライン公開することについて議論する会議が開かれた。

2016年4月号

News Feature: 品質保証ブームを巻き起こせ!

ラボでの日々の実験に「品質保証」を取り入れてほしい。お金と時間を費やしてでも積極的に取り組む価値がある。それを知ってもらおうと奮闘している研究者がいる。

2016年1月号

Editorial: 認知バイアスについて考えてみよう

ヒトの脳には、見つけたいと思っているものを見つけてしまう習性がある。この習性は、研究において重大な問題となっている。こうしたバイアスを避けるための揺るぎない方法を確立すれば、研究結果の再現性は高まるだろう。

2015年8月号

News: 人工気管移植で知られる外科医の複数論文に不正

Paolo Macchiariniが発表した論文では、先駆的な人工気管移植手術の成功について偽りの報告がなされていた。

News Feature: 再現できない実験の裏に抗体あり

抗体は生物学の実験ツールとしてよく使われているが、市販抗体の説明書きと実際の性能の違いは深刻で、多くの誤った知見をもたらす元凶にもなっている。この現状を改革しようとする動きはあるものの、現状では、研究者1人1人が抗体の性能を確認することで対処するしかない。

2015年7月号

Editorial: 統計学的に適切な動物実験計画を立案すべし

動物実験の検出力を確実なものとするために、統計学に基づいた実験計画立案が研究者に求められている。その実現には、研究機関をはじめとするさまざまな支援が必要だ。

2015年5月号

News: 高評価の事例から助成機関が求める「インパクト」が見えてきた

英国の大学に助成金を配分する英国高等教育財政審議会は、新評価制度の一環として英国の各大学に「研究がインパクトを与えた事例」を示した報告書を提出させた。Natureは、約7000件に上るそれらの事例について独自に言語解析を行い、報告書で使用された単語と審査員による評価結果との相関関係を調べた。

2015年2月号

Editorial: 再現性向上を目指して論文誌が団結

生物医学研究の品質管理を改善し、科学に対する国民の信頼を高めることを目指して、主要な学術論文誌が研究成果の報告に関する諸原則に合意した。

2015年1月号

News Feature: 被引用回数の多い科学論文トップ100

1900年から今日までに発表された科学論文の中で「被引用回数トップ100」に入っているのは、どのような論文なのだろうか?

2014年11月号

News: オープンアクセス誌要覧サイトが、登録要件を厳格化

代表的なオープンアクセス誌要覧サイトDOAJが、厳しい登録基準を新設した。悪質なジャーナルの排除が目的だ。

Japanese Author: 定量的なプロテオミクス技術の開発─挑戦的な研究テーマが10数年越しに結実

「そんなやり方は、クレイジーだ」と言われたこともある。それでも、ひるまなかった。技術革新が科学を進めると信じる強い気持ちと、積み上げた実験結果で、タンパク質の包括的定量技術の開発に成功した。その10数年越しの研究を、中山敬一教授(九州大学生体防御医学研究所)が初めて語る。

2014年9月号

Editorial: 続々登場する評価指標をうまく利用するには

研究の影響度を測る指標はより高度化し、改善された商品が次々と市場に投入されている。それを用いる各大学は、それぞれの評価指標の限界に留意すべきだ。

2014年8月号

News: 心臓病の幹細胞療法に対する疑い

幹細胞を用いた心臓病治療の臨床試験についてのこれまでの報告を網羅的に 分析した研究から、この心臓病治療の効果に疑義が浮上している。

News: テキストマイニングで未来の技術を予測する

米国の情報機関は、2011年から、特許や科学論文の文言を分析して今後の重要技術を発見するプロジェクトを進めている。このプロジェクトがいよいよ最終段階に入った。

2014年7月号

News: オープンアクセス化の履行強化に乗り出した研究助成機関

論文の一般公開を行わない研究者に対し、有力な研究助成機関は助成金の支払いを保留するようになった。

2014年6月号

Editorial: 研究データを共有する際の礼儀作法

研究データの共有を促進するためには、データ提供者に対する「礼儀」の標準化が必要だ。

2014年5月号

Editorial: クラウドソーシングによる数学研究から学ぶべきこと

数学分野でのオンライン共同研究プロジェクト「Polymath」には、大いに参考にすべき特徴がある。

2014年3月号

News: イタリア警察を動かしたゲル画像不正検出技術

世界中の科学文献の画像をチェックする新しい技術により、イタリアの著名ながん研究者の多数の論文に不正な画像操作の形跡が見つかった。この研究者は現在、警察の捜査を受けている。

News Scan: iPS細胞をしのぐ万能性を確認

理研など日米チームが体細胞を酸の刺激で効率的に初期化することに成功

2014年2月号

News: オープンデータ化に向かうLHC

LHCで得られた膨大な量の実験データの管理方法について、研究者たちは頭を悩ませている。データだけでなく、実験に用いたソフトウエアなども保管しなければ、いずれはデータを解読できなくなってしまうからだ。そこで検討されているのが、データの公開だ。

Editorial: データジャーナル Scientific Data 創刊

2014年5月、データセットに光を当て、その再利用の促進を目指すオープンアクセスジャーナル、Scientific Data を創刊。

2014年1月号

Editorial: インパクトを重視することの危うさ

科学者の研究評価を行う者は、特定の指標に重きを置いて研究のインパクト(影響度)を評価している。特定の指標を重視する際には、その指標がもたらす正負の影響を考慮し、また評価方法の公開をすべきだ。

2013年12月号

News: 幽霊著者による論文のミステリー

自分の研究成果を、明らかに悪意を持った幽霊によって発表されてしまった研究者がいる。

News: 自家製ソフトウエアの誤りを、誰がチェックする?

科学の世界では、研究や解析のために、多くの自家製ソフトウエアが作られている。しかし、それが本当に正しいのかどうか、査読の手続きさえ存在していない。

2013年11月号

News: 2011年に出版された論文の半数が無料で読める

研究論文のオープンアクセス化はどんどん進み、すでに50%の論文がネットから無料ダウンロードできる時代となったようだ。

News: 医学生物学論文の70%以上が、再現できない!

研究結果の再現性の低さが、深刻な問題となっている。再現性のない論文を根拠に費用のかさむ臨床試験を実地することはできないので、多くの研究資金を提供しているNIHは、独立の研究機関に再現実証実験を委託することさえ検討し始めた。

2013年7月号

Editorial: 論文の内容を再現・再確認できるようにする新方針

生命科学論文の品質を高めるため、Natureは2013年5月から新しい編集方針を導入する。まず、「研究の方法論」が詳細に記載されるよう改革する。また、データをまとめたり解釈したりする「統計手法」が、明確に表現されるよう改革する。

2013年6月号

News: ニセの論文誌にだまされるな!

実在の論文誌をかたった詐欺事件が起こり、科学者が論文掲載料を巻き上げられた。

2013年4月号

News: 科学者が、インサイダー取引に巻き込まれる!?

近年、エキスパート・ネットワークに登録した医師や研究者が、ヘッジファンドのインサイダー取引に関与したとして告発されるケースが増えている。

Editorial: 遅ればせながら、論文査読者への顕彰が始まった

個々の科学論文について、各執筆者がどの程度の貢献をしたのか、きちんと表記するケースが増えてきた。それとともに、査読者の貴重な貢献についても、遅ればせながら、それを明らかにする手段が登場し始めた。

2012年12月号

Editorial: 20年発覚しなかった研究上の不正行為

20年にわたる研究上の不正行為という事実は、本人だけでなく、研究コミュニティー自体の問題を雄弁に物語っている。欺瞞を許してきた制度の改革は必須だ。

2013年1月号

News: 論文撤回の主な理由は、詐欺的行為!?

生命科学系学術雑誌における論文撤回の最多の理由は、ミスではなく、なんと詐欺的行為であることが判明した。

2012年9月号

News: 初回の支払いのみで何度でも論文を出版できるオープンアクセスジャーナル

新しいオープンアクセスジャーナルPeerJは、数多く提案されている出版モデルの1つを実践しようとしている。終身会費を支払えば何度でも論文を投稿し、出版できるというのだ。

2012年8月号

Editorial: 名誉毀損の訴えから率直・誠実な意見表明を守る

英国議会で審議される名誉毀損法改革案は、科学者による抗議活動が実を結んだすばらしい成果だ。名誉毀損を盾にして誠実な意見を封殺する行為は、絶対に許されない。

2012年5月号

Editorial: インフルエンザウイルス論文は、全文掲載が当然

今後も議論を重ねる必要があるものの、インフルエンザウイルスの研究データを公表することによって得られる利益は、これまで指摘されているリスクを上回る。

2012年1月号

Editorial: 領有権争いを科学に持ち込ませるな

領有権争いの一方的な政治地図を、科学論文の中に紛れ込ませてはならない。研究者は、研究から政治的要素を取り除き、国家間の友好関係を維持するよう配慮すべきだ。

Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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