Research press release

いちばん気に入った鳴き声の雄ガエルの居場所を見つける能力

Nature Communications

Selecting the best sounding mate

雌のトゥンガラガエルは、ヒトと同じように、類似した聴覚信号を同じグループに分類する方法を用いて、その発生源を正しく突き止める能力があることが明らかになった。この能力は、熱帯や亜熱帯の雨林の林床に生息する繁殖期の雄のトゥンガラガエルの鳴き声の「合唱」を聞いて、交尾相手の居場所を特定するために役立っている。研究の詳細は、今週、Nature Communicationsに掲載される論文に示されている。

雄のトゥンガラガエルは、「chuck(カカッという音)」と「whine(トゥーンという音)」が複雑に組み合わさったパターンで鳴く。そのため、雌のトゥンガラガエルが数多くの鳴き声の中からお目当ての雄がいる場所を正確に突き止めるのは難題だ。今回、H FarrisとM Ryanは、雌のトゥンガラガエルが、さまざまな鳴き声を分類して、鳴き声の変数の差が相対的に小さいものを同じグループに分類することを明らかにした。これは、ヒトが用いることの多い方法でもある。

Like humans, female tungara frogs are able to group similar auditory signals in order to locate the correct source of the sound, finds a study in Nature Communications this week. They use this ability to help locate a mate in the cacophony of mating calls in the breeding groups on the rain forest floor.

The male tungara frogs sing in complex aggregate patterns of ‘chucks’ and ‘whines’. This makes it a challenge for the female frog to assign the calls to the correct male in the presence of multiple auditory sources. Hamilton Farris and Michael Ryan show that the females group sounds with the smallest relative difference in call parameters, an approach often applied by humans.

doi: 10.1038/ncomms1417

「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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