Nature Biomedical Engineering

疾患の解明や人間の健康の改善に関心をもつ実験系研究者、臨床医、エンジニアのためのジャーナルNature Biomedical Engineering を2017年1月に創刊しました。

Nature Biomedical Engineering は、医用生体工学コミュニティーにとって大きな意義のある原著論文、総説、解説を掲載します。読者層には、疾患の解明や撲滅のための材料、方法、技術、治療法の考案に関心をもつ実験系研究者、医用装置と手順の設計や最適化を行うエンジニア、医用生体工学の研究成果を活用してさまざまな臨床環境および医療的状況で患者の健康評価や治療を行う臨床医が含まれます。

すべての Nature 関連誌と同じように、Nature Biomedical Engineering は、専任の専門エディターチームによって運営され、公正かつ厳格な査読プロセス、高水準の原稿整理と制作、迅速な論文掲載、編集の独立性を特徴としています。

最新Research

マイクロ流体分析で好中球の自発的運動を測定して1滴の血液から敗血症を診断する

Diagnosis of sepsis from a drop of blood by measurement of spontaneous neutrophil motility in a microfluidic assay

掲載

好中球の自発的運動を測定することによって1滴の希釈血液から敗血症を識別するマイクロ流体分析法が、2つの独立した患者コホートで97%の感度と98%の特異性を示した。

動作を分解する定量的心血管イメージングのための磁気共鳴マルチタスキング

Magnetic resonance multitasking for motion-resolved quantitative cardiovascular imaging

掲載

心血管磁気共鳴イメージングで心拍動などの体の動きによって引き起こされるアーティファクトを低減するための連続取得法が、心電図トリガリングおよび息止めに対する依存度を低下させる。

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著者インタビュー

人工硝子体として長期埋め込み可能なゲル

酒井 崇匡氏

大量の水を含み弾力性に富んだハイドロゲルは生体軟組織と似ており、医療材料として注目されている。一方で、生体内で膨潤、白濁、炎症などを引き起こすといった問題も抱えており、広く実用化されているものはあまりない。このほど、酒井崇匡・東京大学大学院准教授らは、膨潤や白濁の問題をクリアし、液体からゲル化までの時間も制御できる、注入可能なハイドロゲルを開発。実際にこのハイドロゲルをウサギに導入し、長期の埋め込みが可能な人工硝子体としての安全性を確認した。

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