Nature ハイライト

医学:細菌による宿主免疫の抑制

Nature 483, 7391

細菌の侵入に対して宿主が起こす炎症反応は、自然免疫防御の重要な機序となっており、また病原体にとっては抑制すべき明らかな標的である。細菌のこうした抑制機構の1つが今回報告された。フレクスナー赤痢菌(Shigella flexneri)は感染時に多数の病原性因子を宿主細胞へ移動させる。このようなタンパク質の1つであるIII型エフェクターOspIはグルタミンデアミダーゼで、UBC13を特異的に修飾することでTRAF6–NF–κB炎症性シグナル伝達を阻害して、宿主の急性炎症反応を抑制する。

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