Nature ハイライト

医学:RAF阻害剤抵抗性の機序

Nature 480, 7377

活性化BRAF変異を有する黒色腫の治療にBRAF阻害剤が有効なことは最近の臨床試験で明らかになっているが、患者に抵抗性が生じることが避けられない。今回D Solitたちは、BRAFそのものの構造変化によって抵抗性がもたらされるという機構を明らかにした。BRAF変異体の61キロダルトンのスプライシング亜型が発現することでBRAFの二量体化が促進され、キナーゼ阻害剤に対して抵抗性を持つようになる。この変異体は、BRAF阻害薬PLX4032に対する抵抗性が生じた19人の患者のうち6人で発現していることがわかった。

2011年12月15日号の Nature ハイライト

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