Perspective

運動模倣薬:身体活動の治療効果を利用する

Nature Reviews Drug Discovery 20, 11 doi: 10.1038/s41573-021-00217-1

運動模倣薬は、運動の治療効果を特異的に模倣または増強する治療薬として提案されている。身体活動を増やすことには、アルツハイマー病、認知症などの脳疾患、がん、糖尿病、心血管疾患を含む広範囲の疾患の予防と病状改善に有益な効果があることが実証されている。本論文では、身体活動の有益な効果に関連する分子機構とシグナル伝達経路を考察し、脳機能と認知機能強化に対する効果を重点的に取り上げる。運動模倣薬の開発のための新たな治療標的と戦略、特に中枢神経系疾患の分野に関するものに加えて、それに関連した機会と課題についても考察する。

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