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自己湾曲点像分布関数による等方的3次元超高分解能イメージング

Nature Photonics 8, 4 doi: 10.1038/nphoton.2014.13

エアリービームは、実質的に回折せず、長い伝搬距離にわたって強度プロファイルを維持し、伝搬中に横方向に曲がる。この特異な特性は、粒子のマイクロマニピュレーション、プラズマチャネルの生成、プラズモン導波に利用されてきたが、高分解能光学顕微鏡に利用されたことはなかった。今回我々は、3次元超高分解能蛍光イメージングを行うために、エアリービームに基づく自己湾曲点像分布関数(SB-PSF)を導入している。我々は、サイドローブのないSB-PSFを設計するとともに2チャンネル検出方式を実現し、蛍光分子の明確な3次元位置特定を可能にした。回折が起こらず、伝搬に依存して横方向に曲がるため、深いイメージング深度にわたって分子の正確な3次元位置特定を行うのに、SB-PSFはよく適している。我々は、この方法を用いて、定位当たり約2,000個の光子から、3 μmのイメージング深度、10~15 nmの等方的3次元定位精度で超高分解能画像を得た。

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