Research Briefing

分子剖検は妊娠喪失と周産期死亡の原因解明につながる

Nature Medicine 29, 1 doi: 10.1038/s41591-022-02143-0

妊娠喪失や周産期死亡は、標準的な病理解剖(剖検)を行っても原因が説明できないことが多い。妊娠喪失や周産期死亡について包括的なゲノム解析を行うと、症例の50%以上で、特に先天性異常が存在する場合には原因が明らかになる。しかし、先天性異常のない死産の原因を突き止めることはなお難しい。

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