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BRCA1によるエピジェネティックな
腫瘍抑制

Nature Medicine 17, 10 doi: 10.1038/nm.2493

生殖細胞系列でBRCA1に変異が生じると乳がんや卵巣がんのリスクが高まるが、この遺伝子の産物が腫瘍抑制因子として機能する仕組みはずっとわかっていなかった。今回、ミスセンスBRCA1変異体の解析から、BRCA1はがんに関与するmiRNAをエピジェネティックに調節している可能性が明らかになり、BRCA1の作用機序解明の新しい手がかりが得られた。

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