Research press release

太平洋の巨大火山

Nature Geoscience

A volcanic giant in the Pacific Ocean

北西太平洋のシャツキー海台の一部であるタム山塊は、一つの巨大な火山である可能性があるという報告が、今週オンライン版に掲載される。もしそうであれば、この火山は地球上で知られている最大の火山となるかもしれない。

William Sagerらは、地震学データと北西太平洋の海底で掘削された岩石試料を用いて約1億4500万年前に形成されたタム山塊の構造を解析した。彼らは、それがおそらくイギリス諸島の大きさを持つ、1つの巨大な火山であることを発見した。もしそうであるならば、それは火星のオリンポス火山の大きさに匹敵し、太陽系最大の火山の1つとなる可能性がある。

The Tamu Massif, part of the Shatsky Rise oceanic plateau in the northwestern Pacific Ocean, could be one giant volcano, reports a study published online this week in Nature Geoscience. If so, the volcano may be the largest known on Earth.

William Sager and colleagues use seismic data and rock samples drilled from the northwestern Pacific Ocean sea bed to image and analyse the structure of the Tamu Massif, which formed about 145 million years ago. They found that it is probably one large volcano, about the size of the British Isles. If so, it is comparable in size to the Olympus Mons Volcano on Mars and could be one of the biggest volcanoes in the Solar System.

doi: 10.1038/ngeo1934

「注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したプレスリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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