Research press release

34億年前の硫黄代謝微生物

Nature Geoscience

3.4-billion-year-old sulphur-metabolizing microbes

硫黄化合物をエネルギー源として用いた34億年前の微生物化石が、西オーストラリアで採取された岩石中に見つかったとの報告が寄せられている。

D WaceyとM Brasierらは、西オーストラリアのストレリー・プール地層で得られた岩石に存在する微化石を分析し、それらが古代の微生物の化石であると結論した。化石は黄鉄鉱(鉄と硫黄の鉱物化合物)の小さな結晶と関連性がある。硫黄の同位体組成は、黄鉄鉱が硫酸塩と硫黄に基づいた細胞代謝の副生成物として形成されたことを示唆している。

The fossils of 3.4-billion-year-old microbes that used sulphur compounds for energy have been found in rocks from Western Australia, reports a paper published online in Nature Geoscience.

David Wacey, Martin Brasier and colleagues analysed microstructures present in rocks from the Strelley Pool Formation in Western Australia, and determined that they were the fossils of ancient microbes. The fossils were associated with tiny crystals of pyrite — a mineral composed of iron and sulphur. The isotopic composition of the sulphur suggests that the pyrite was formed as a by-product of cellular metabolism based on sulphate and sulphur.

doi: 10.1038/ngeo1238

「注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したプレスリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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