Research press release

森林伐採の原動力

Nature Geoscience

Drivers of deforestation

都市開発は湿潤な熱帯地域で森林伐採を進めていることが、Nature Geoscience(電子版)に報告される。この報告は、村から都市への人口の移動が2000年から2005年の間の熱帯における森林の消失の原因であったと示唆している。

R DeFriesらは、人工衛星による森林消失の見積もりを用いて、2000年から2005年の間の熱帯地域41か国における森林伐採の原因を特定した。彼らは、森林の消失は都市部の人口増加および農業生産物の輸出と正の相関があることを示した。それとは対照的に、地方の人口増加は森林の消失とは関係していなかった。

DeFriesらは、熱帯森林の消失を食い止めるには、工業的規模で輸出される農産物の生産のために行われる森林伐採を減少させることに集中する必要があると示唆している。

Urban development is driving deforestation in the humid tropics, according to a study published online this week in Nature Geoscience. The report suggests that the movement of people from villages to cities was responsible for forest loss in the tropics between 2000 and 2005.

Ruth DeFries and colleagues used satellite-based estimates of forest loss to determine the cause of deforestation in 41 countries in the tropics between 2000 and 2005. They show that forest loss was positively correlated with urban population growth and the export of agricultural products. In contrast, rural population growth was not associated with forest lost.

The authors suggest that efforts to reduce tropical forest loss should focus on reducing deforestation for industrial-scale export-oriented agricultural production.

doi: 10.1038/ngeo756

「注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したプレスリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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