Nature Energy

エネルギーの供給は、現代社会の中核にある重要課題であり、エネルギーの取得方法と利用方法、そして我々の要求を満たすのに十分なエネルギーが存在しているのかといったことが問題となっています。増え続けるエネルギー需要には、それに見合ったエネルギーの供給が必要で、持続的に供給されなければなりません。こうした課題への取り組みは、自然科学や社会科学、行動科学の多くの分野において極めて重要であり、数十億ドル規模のグローバル産業の注目を集めています。

2016年1月に創刊されるNature Energy は、エネルギーの生成と貯蔵、供給と管理、さまざまな関係者のニーズや要求、エネルギー技術とエネルギー政策が社会に及ぼす影響などに関して、現在続けられている議論のすべての側面を探究することを目的としています。さらに、今ある知識を深め、次世代の技術とソリューションの発展に新たな知見をもたらす研究に注目しています。Nature Energy は、エネルギーの最前線で活躍するすべての関係者が集まって、エネルギー分野のさまざまな側面について学ぶことのできるフォーラムとなることを目指します。

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著者インタビュー

  • 有機溶媒電解液にかわる水系のリチウムイオン伝導性液体発見
    - 安価、安全、高性能なリチウムイオン電池実用化に道

    山田 淳夫氏、山田 裕貴氏

    不燃、無毒、安価な“水”をベースとした新たなリチウムイオン伝導性液体「常温溶融水和物(ハイドレートメルト;hydrate melt)」を、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の山田淳夫教授、山田裕貴助教らの研究グループが発見した。この伝導性液体は、リチウムイオンの輸送特性も高く、電気的安定性にも優れ、3V以上で実用化されているリチウムイオン電池の電解液である有機溶媒に置き換わりうる。火災、爆発の危険性を極限まで低下させ、低価格の次世代リチウムイオン電池の開発につながると期待される。成果はNature Energy 10月号(8月26日オンライン掲載)に発表された。開発に至る経緯、新たな伝導性液体の特徴、今後の研究の方向性などについて、山田教授、山田助教に聞いた。

  • 次世代電池を牽引する、全固体電池開発

    菅野 了次氏、加藤 祐樹氏

    広く普及しているリチウムイオン電池の3倍以上の出力特性を持つ、全固体(型)セラミックス電池が開発された。開発に成功したのは、東京工業大学物質理工学院の菅野了次教授、トヨタ自動車の加藤祐樹博士らの研究グループで、リチウムイオンの伝導率がこれまでの2倍という過去最高の性能を誇る固体電解質の発見によって実現した。次世代の自動車開発、スマートグリッド拡大などにつながる有力な蓄電デバイスとして期待される。成果は今年1月に創刊したNature Energy の4月号に発表された。菅野教授、筆頭著者の加藤博士に研究の意義、今後の展望などについて伺った。

編集長インタビュー

  • エネルギー研究の新しいフォーラム

    2016年4月に開催された Nature Café では、どのようにしてエネルギー研究に従事するさまざまな分野の研究者を集めるかについて、Nature Energy 編集長の Nicky Dean が見解を示しています。

    Nature Energy は、2016年1月に Nature 関連誌として創刊されたエキサイティングなジャーナルです。

    昨今、非常に活気にあふれているエネルギー研究について、また、多岐の分野にわたるエネルギー研究者間のコミュニケーションの促進に果たすNature Energy の役割について、Springer Nature のアソシエイトエディター Simon Pleasants が Nicky Dean にインタビューしました。

第17回 Nature Café レポート

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