Communications Biology
2018年創刊!投稿募集中
Communications Biology は、Nature Researchが提供するオープンアクセス・ジャーナルで、生物科学の全分野における高品質な論文・総説・論評を出版します。本ジャーナルで出版される論文は、特定の研究分野に新たな生物学的知見をもたらす重要な進展情報です。また、専門分野にかかわらず、全ての生物学者にとって重要な課題を審議するフォーラムを提供することを目指します。
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最新Research

霊長類におけるACE2の変動とCOVID-19リスクの比較
Comparative ACE2 variation and primate COVID-19 risk
掲載
A Melinたちは、霊長類29種においてACE2遺伝子によってコードされる12のアミノ酸残基部位での変動を比較し、類人猿およびアフリカサルやアジアサルが、ヒトACE2と同じ12の重要なアミノ酸残基セットをもつことを明らかにした。この結果から、これらの霊長類がSARS-CoV-2に感受性である可能性が考えられるが、一方ACE2遺伝子配列やタンパク質-タンパク質間相互作用モデルから、広鼻類、メガネザル、ロリス、一部のキツネザルでは感受性が低いことが示唆された。

osgcs1イネによる高品質の糖の産生
High-quality sugar production by osgcs1 rice
掲載
福建農林大学(中国)および北見工業大学の本間雄二朗たちは、遺伝子ノックアウト技術を用いて、高度に糖を含む米粒を作り出す方法を開発した。この穀物は、将来、別の製糖作物の開発を進める可能性がある。
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