遺伝学:免疫応答に関連する遺伝子がダウン症候群の特徴に影響を与えている
Genetics: Immune responses may influence Down syndrome
doi: 10.1038/s41588-023-01399-7
ゲノムは3次元に組織化され、トポロジカルドメイン(TAD)に折りたたまれる。しかし、一細胞レベルでのTADの特徴や折りたたみについては、明らかになっていない。今回、超高分解能の光学顕微鏡を使うことで、Hi-C法で同定された個々のTADから平均的なTAD(ここではプリズムの内部として表されている)が導き出された。個々のTADは、さまざまな形状の不均一な構造で、バリエーションに富んでおり、不均一なクロマチンナノドメイン(ここでは回析した光線から現れてくる構造として表されている)に分割される。また、定量的な顕微鏡解析により、TADやクロマチンナノドメイン構造の制御におけるCTCF、コヒーシン、ヌクレオソーム相互作用の役割が分かり、一細胞ゲノム組織化を明らかにする上での画像解析の威力が明らかになってきた。
参照論文:Szabo et al. Letter p.1151
画像制作:Adrien Méchali, Quentin Szabo, Frédéric Bantignies and Giacomo Cavalli
表紙デザイン:Erin Dewalt
doi: 10.1038/s41588-023-01399-7
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doi: 10.1038/s41588-020-0707-1
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doi: 10.1038/s41588-020-0709-z
doi: 10.1038/s41588-020-0706-2
doi: 10.1038/s41588-020-00712-y
doi: 10.1038/s41588-020-00717-7