Nature ハイライト

量子物理学:多体物理学の新しい解釈

Nature 566, 7742

人工量子物質からは、多体系の強相関状態を研究する有益なプラットフォームが得られる。今回R Maたちは、8個の超伝導量子ビット(キュービット)によるモット絶縁体のアナログ量子シミュレーションを示している。コヒーレントな駆動と設計された散逸を組み合わせることで、粒子(マイクロ波光子)の不可逆な注入が実現され、その結果、粒子の注入と固有の光子損失が平衡する、望ましい安定化した多体状態が得られた。実証された散逸スキームによって、物質のよりエキゾチックな相関相の探究が容易になる可能性があり、超伝導回路の汎用性が確かめられた。

2019年2月7日号の Nature ハイライト

目次へ戻る

プライバシーマーク制度