Nature ハイライト 構造生物学: エボラウイルス核タンパク質–RNA複合体のクライオ電子顕微鏡構造 Nature 563, 7729 2018年11月1日 M Wolfたちは今回、エボラウィルスの核タンパク質–RNA複合体の近原子分解能でのクライオ(極低温)電子顕微鏡構造を報告している。この構造から、エボラウイルスコアがウイルスゲノムをカプシドで包み込む仕組みの詳細が明らかになった。この結果は、新規抗ウイルス薬を合理的に設計するのに役立つと考えられる。 Letter p.137 doi: 10.1038/s41586-018-0630-0 | 日本語要約 | Full Text | PDF 2018年11月1日号の Nature ハイライト 量子物理学:運動を測定し制御する 人間行動学:AIが抱える道徳的ジレンマ 神経科学:脊髄損傷後の歩行の回復 電子工学:思ったより簡単な高周波数データリンク上での盗聴 化学:塩基を用いない鈴木–宮浦カップリング 神経科学:運動を計画中の脳 神経科学:師匠に学ぶ 微生物学:ブルース・トリパノソーマの抗原変異の制御 生物学的手法:神経系統に関わる胚盤胞補完法は前脳器官形成研究を可能にする 構造生物学:エボラウイルス核タンパク質–RNA複合体のクライオ電子顕微鏡構造 目次へ戻る