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物理:結晶にひだをつける

Nature 468, 7326

結晶にひだをつける
結晶にひだをつける | 拡大する

Credit: William Irvine, University of Chicago

曲面に六角形を敷き詰めるには、20個の六角形と12個の五角形をもつ、よく知られたバッキーボールのように、七角形や五角形といった別の形、すなわち「トポロジカル欠陥」を導入すればよい。今回、衣服のプリーツ(ひだ)と同じようなやり方で湾曲に合うような調整を行う、これまで知られていなかったタイプの欠陥が報告された。このタイプの欠陥、すなわち表面で消失するトポロジカルチャージのない粒界は、引き伸ばされたコロイド結晶のへこんだ曲面上で観察できる。今回の知見によって、湾曲した空間の欠陥に関する一般理論の探究が促進され、湾曲した構造体の設計が容易になり、新しいソフトリソグラフィー法や誘導型自己集合法の開発が進むと考えられる。

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