目次

Editorials

BIODIVERSITY ダーウィン特集の第3弾として、地球の生物多様性に迫る脅威を取り上げるが、希望がないわけではない。

The entangled bank unravels p.251

doi: 10.1038/462251a

生物学にとって情報共有は不可欠であり、データベースなどの情報資源に対し、国際的な支援が必要だ。

p.252

doi: 10.1038/462252a

News

科学重視は鳩山内閣の公約だが、「事業仕分け」では科学予算も大幅な削減へ。

Japanese science faces deep cuts p.258

doi: 10.1038/462258a

全米科学財団(NSF)の助成減額で、TAIR(シロイヌナズナのゲノム情報データベース)が存続の危機に。

p.258

doi: 10.1038/462258b

ミューオン衝突型加速器計画に向け、フェルミ研究所を中心に議論に弾みが。

Muon collider gains momentum p.260

doi: 10.1038/462260a

BIODIVERSITY 生物多様性条約(CBD)の2010年目標の達成は不可能となったが、新たな目標設定に向けた取り組みが。

p.263

doi: 10.1038/462263a

欧州の研究開発投資は2008年度も堅調に推移したが、金融危機の影響がこれから出てくる懸念も。

p.264

doi: 10.1038/462264a

ドイツの幹細胞特許を巡る論争が、欧州裁判所の判断を仰ぐことで解決に向かうだろうと、期待が。

p.265

doi: 10.1038/462265a

News Features

BIODIVERSITY:生物多様性の明るい面

p.266

ブラジルのゴールデンライオンタマリンとその生息地の保護活動が、大きな進展をみせている。

doi: 10.1038/462266a

BIODIVERSITY:自然に値札

p.270

生物多様性維持のために、生態系の経済価値の評価を役立てようと活動を続ける女性研究者を訪ねる。

doi: 10.1038/462270a

BIODIVERSITY:バーコードの起源

p.272

細胞のミトコンドリアの遺伝子配列は生物の種の詳細な決定に利用されているが、それはどうしてだろうか。

doi: 10.1038/462272a

News & Views

宇宙物理学:相対性理論の裏付けは急増中

p.291

遠方でのγ線バーストからの光は、アルバート・アインシュタインの相対性理論に含まれる、光子速度はエネルギーとは関係なく一定であるという重要な予測を裏付けている。だが、これは理論がさらに進化するための舞台となる現象かもしれない。

doi: 10.1038/462291a

構造生物学:転写の新たな始まり

p.292

転写因子TFIIBと結合したRNAポリメラーゼIIの構造は、ポリメラーゼとヘルパーとしてそれを助けるタンパク質群が転写を開始する機序について、我々の考えを変えるものとなった。

doi: 10.1038/462292a

進化生物学:生殖に2つの性がかかわることが多い理由

p.294

一見したところ、自殖は外部交配に比べて、繁殖のための効率のよい方法であるように思える。この点については普通、異論は少ない。では、自殖による繁殖が現状よりずっと広まっていないのはどうしてなのだろうか。

doi: 10.1038/462294a

古気候:温度計の欠陥

p.295

極地の氷床コア中の同位体から得られる気温推定値は、地球の過去の気候について多くを明らかにしてくれる。最新の分析によれば、間氷期は、以前に考えられていたよりも暖かかったらしい。

doi: 10.1038/462295a

エピゲノミクス:メチル化の問題

p.296

ヒト細胞におけるメチル化シトシン塩基のゲノム全体にわたる分布を1塩基の解像度で示す地図は、細胞の種類によるはっきりした違いを明らかにしている。このような地図は、不明な点が多いこの標識の機能を解明するスタート地点となる。

doi: 10.1038/462296a

化学物理学:導く光

Chemical physics: Guiding light p.297

応用が増えつつあるマイクロ流体デバイスでは、液滴の動きを制御する方法が必要とされる。光を使って油滴を動かす技術は、新しい方法となりそうだ。

doi: 10.1038/462297a

マラリア:媒介昆虫対策の進化

p.298

マラリアによる死亡者は毎週およそ2万人にも上る。この恐ろしい死亡数を奇跡のように減らす方法はないようだ。媒介昆虫である蚊に加えてマラリア原虫自体も、予防対策に対して耐性を発達させる能力が非常に高いことがその大きな原因である。進化の理論に基づく攻撃という方法が現在研究されつつある。

doi: 10.1038/462298a

Articles

遺伝:一塩基解像度のヒトDNAメチロームが示すエピゲノムにおける広範囲にわたる差異

Human DNA methylomes at base resolution show widespread epigenomic differences p.315

doi: 10.1038/nature08514

構造生物学:RNAポリメラーゼII-TFIIBの構造と転写開始機序

RNA polymerase II-TFIIB structure and mechanism of transcription initiation p.323

doi: 10.1038/nature08548

Letters

宇宙:量子重力効果がもたらす光速度の変化に課される制限

A limit on the variation of the speed of light arising from quantum gravity effects p.331

doi: 10.1038/nature08574

物性:高Tc銅酸化物超伝導体におけるフェルミアークとフェルミポケットの共存

Coexistence of Fermi arcs and Fermi pockets in a high-Tc copper oxide superconductor p.335

doi: 10.1038/nature08521

気候:東南極氷床コアから得られた、間氷期がより温暖であったことを示す証拠

Evidence for warmer interglacials in East Antarctic ice cores p.342

doi: 10.1038/nature08564

気候:海洋における人為起源CO2濃度の履歴の再構築

Reconstruction of the history of anthropogenic CO2 concentrations in the ocean p.346

doi: 10.1038/nature08526

進化:突然変異荷重と急激な適応が自殖よりも他殖を有利にする

Mutation load and rapid adaptation favour outcrossing over self-fertilization p.350

doi: 10.1038/nature08496

脳:ガンマ振動の振動数は海馬内の情報の流れの経路を定める

Frequency of gamma oscillations routes flow of information in the hippocampus p.353

doi: 10.1038/nature08573

遺伝:マウス胚性幹細胞における運命変化のシステムレベルでの動的解析

Systems-level dynamic analyses of fate change in murine embryonic stem cells p.358

doi: 10.1038/nature08575

細胞:シグナルペプチドはタンパク質トランスロカーゼのアロステリック活性化因子である

Signal peptides are allosteric activators of the protein translocase p.363

doi: 10.1038/nature08559

生化学:アロステリック制御タンパク質の動的活性化

Dynamic activation of an allosteric regulatory protein p.368

doi: 10.1038/nature08560

Review Articles

遺伝:ヒトの遺伝学によって明らかになる代謝疾患に至る道筋

Human genetics illuminates the paths to metabolic disease p.307

doi: 10.1038/nature08532

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