目次

Editorials

米国の次期大統領がどちらになっても、科学のかかわる問題への姿勢は改善されるだろう。

p.431

doi: 10.1038/455431a

学校で創造説と科学の違いを明確に説明できるよう、教員への教育で進化の正しい知識を教える必要がある。

p.431

doi: 10.1038/455431b

合成生物学の安全性を確保するためには、企業による自主規制は重要な第一歩だが、公的な規制や指針も必要だ。

p.432

doi: 10.1038/455432a

News

カリフォルニア再生医療研究所(CIRM)が、幹細胞研究の臨床応用を目指す民間企業への融資制度を立ち上げへ。

p.436

doi: 10.1038/455436b

稼働開始直後の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が、故障で少なくとも2カ月の運転停止へ。

p.436

doi: 10.1038/455436a

大規模な海底油田の発見で、ブラジルが石油輸出国の仲間入りの可能性も。

p.438

doi: 10.1038/455438b

News Features

最後の直線コース

p.442

米大統領選では科学問題は争点になっていないが、マケイン、オバマ両候補のさまざまな科学、技術政策はどのように育まれてきたのだろうか。

doi: 10.1038/455442a

本誌からの科学に関連する18の質問に対し、オバマ候補から文書で回答が寄せられた(マケイン候補は回答を拒否)。

Questioning the candidates p.446

本誌からの科学に関連する18の質問に対し、オバマ候補から文書で回答が寄せられた(マケイン候補は回答を拒否)。

doi: 10.1038/455446a

変わる政府機関

p.451

米国の主要な研究機関の一部は、新大統領のもとでの抜本的な改革を必要としている。

doi: 10.1038/455451a

天才:クラスで一番

p.455

創造性を重視するマッカーサー財団の「天才賞」の受賞者4人の、その後の道筋をたどる。

doi: 10.1038/455455a

News & Views

構造生物学:受容体の働きをとらえる

p.473

動物は、光や化学シグナルをGタンパク質共役型受容体と呼ばれるタンパク質を介して感知する。こうした受容体の1つについてGタンパク質断片と複合体を形成した際の結晶構造が明らかにされ、受容体が活性化される仕組みが示された。

doi: 10.1038/455473a

固体物理学:磁化を操作する新規な方法

p.474

固体中の磁化の方向を操作する革新的な方法が発見された。この方法を使って、低消費電力型のコンピューター記憶装置ができるかもしれない。

doi: 10.1038/455474a

聴力:正統派の有毛細胞になる経路

p.475

聴力障害に対する既存の治療法は一般に、重篤な難聴の場合には十分な効力をもたない。今回、マウスの内耳で音を感知する有毛細胞を作り出すという難しい実験が成功した。こうした細胞は長期にわたる維持が可能になるかもしれない。

doi: 10.1038/455475a

宇宙物理学:瞬く間に消える光の観測

p.477

我々の天の川銀河内にある天体のX線バースト活動の開始後に、可視領域で急速に変動するフレアが幸運にも観測された。この現象がまれな種類の中性子星で観測されたのは初めてのようだ。

doi: 10.1038/455477a

神経科学:老化した脳でのミエリン修復

p.478

ニューロン突起部分を覆っているミエリン層が病気で失われると、神経幹細胞は「ミエリン化」の発生プログラムを再開する。だが、老化した脳では、その基盤となる分子機構が機能しなくなることが多い。

doi: 10.1038/455478a

がん:絡み合う経路

p.479

異なる種類の分子のごた混ぜとその分子間での相互作用は、がんにかかわっている。その最新の知見で、酵素のCDK8は、2つのシグナル伝達経路間のクロストークを協調させているが、ヒトのがんではこうした調節がうまくいかなくなっていることが多いとわかった。

doi: 10.1038/455479a

微生物学:メタゲノミクス

p.481

メタゲノミクスという用語が新たに作られてから10年経った今、この手法はますます勢いを増している。共存している微生物集団を含む環境サンプルの解析を、培養によらずに、分子レベルで行うというこの方法は、微生物学に新たな視点をもたらした。

doi: 10.1038/455481a

Articles

遺伝:振動数によって調節を受ける核局在化バーストが遺伝子調節を協調させる

Frequency-modulated nuclear localization bursts coordinate gene regulation p.485

doi: 10.1038/nature07292

発生:C. elegansにおけるトランススプライシングはRNAiの負の制御因子ERI-6/7を生み出す

Trans-splicing in C. elegans generates the negative RNAi regulator ERI-6/7 p.491

doi: 10.1038/nature07274

生化学:Gタンパク質と相互作用するコンホメーションにあるオプシンの結晶構造

Crystal structure of opsin in its G-protein-interacting conformation p.497

doi: 10.1038/nature07330

Letters

宇宙:銀河内の新しいマグネターと考えられる天体からの非常に急速に変動する可視光のフレア

Very fast optical flaring from a possible new Galactic magnetar p.503

doi: 10.1038/nature07308

宇宙:銀河系内のマグネター候補天体からのフレアは、これが暗い孤立中性子星に至るミッシングリンクであることを示唆している

Flares from a candidate Galactic magnetar suggest a missing link to dim isolated neutron stars p.506

doi: 10.1038/nature07328

量子情報科学:非古典共振器場状態の再構成とそれらのデコヒーレンスのスナップショット

Reconstruction of non-classical cavity field states with snapshots of their decoherence p.510

doi: 10.1038/nature07288

工学:電場による磁化ベクトル操作

Magnetization vector manipulation by electric fields p.515

doi: 10.1038/nature07318

海洋:グリーンランド-スコットランド海嶺を越える越流の観測された安定性およびモデル実験での安定性

Observed and modelled stability of overflow across the Greenland–Scotland ridge p.519

doi: 10.1038/nature07302

気候:マッデン・ジュリアン振動と北大西洋振動の季節内相互作用

Intraseasonal interaction between the Madden-Julian Oscillation and the North Atlantic Oscillation p.523

doi: 10.1038/nature07286

考古:近東および南東ヨーロッパにおける牧牛に関連した乳利用の最古の年代

Earliest date for milk use in the Near East and southeastern Europe linked to cattle herding p.528

doi: 10.1038/nature07180

免疫:1918年のインフルエンザ世界的大流行時の生存者のB細胞から得られた中和抗体

Neutralizing antibodies derived from the B cells of 1918 influenza pandemic survivors p.532

doi: 10.1038/nature07231

細胞:in utero遺伝子導入によって哺乳類蝸牛で作られる、機能をもった聴覚有毛細胞

Functional auditory hair cells produced in the mammalian cochlea by in utero gene transfer p.537

doi: 10.1038/nature07265

細胞:電子線トモグラフィーにより明らかになった上皮細胞を通過するFcRn介在性の抗体輸送

FcRn-mediated antibody transport across epithelial cells revealed by electron tomography p.542

doi: 10.1038/nature07255

医学:CDK8は、結腸直腸がん遺伝子でβ-カテニンの活性を調節する

CDK8 is a colorectal cancer oncogene that regulates β-catenin activity p.547

doi: 10.1038/nature07179

細胞:E2F1はβ-カテニン転写を抑制し、pRBとCDK8の双方によって拮抗される

E2F1 represses β-catenin transcription and is antagonized by both pRB and CDK8 p.552

doi: 10.1038/nature07310

細胞:哺乳類細胞では、複製フォークの動きがクロマチンのループの大きさと複製起点の選択を決める

Replication fork movement sets chromatin loop size and origin choice in mammalian cells p.557

doi: 10.1038/nature07233

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