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オートファジーの薬理学的調節:治療的有効性と開発を妨げ続けている障害

Nature Reviews Drug Discovery 16, 7 doi: 10.1038/nrd.2017.22

オートファジーは、生理学的状況においても病理学的状況においても、生物の恒常性維持の中核をなしている。従って、オートファジーの変化は、がんや神経変性疾患、心臓疾患のような臨床的に問題となるさまざまな状態と関連している。この10年にわたって、オートファジーは新しい治療法の開発の標的として大きな注目を集めてきた。しかしながら、こうした努力では今のところ、実行可能な臨床的介入法を生み出せていない。本総説では、さまざまなオートファジー調節薬の治療的有効性について述べ、そうした治療薬の開発を制限する障害を分析する他、臨床でオートファジー調節の治療的有効性を最大限引き出す可能性のある戦略を提案する。

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