Review Article

精神障害における認知機能障害:特徴、原因および治療法改善の追求

Nature Reviews Drug Discovery 11, 2 doi: 10.1038/nrd3628

精神障害の研究は、従来、うつや不安、そして幻覚のような情動性症状に焦点が当てられていた。しかし、認知障害が適切にコントロールされない場合、社会や職場も含めた生活の質が極めて、かつ深刻な危険にさらされることになる。そのため、認知機能障害の原因となる細胞や脳の回路を特定する試みが懸命に行われ、精神障害における認知障害の機能と原因が明らかになり、より有効な治療法が見つかっている。治療法を開発するには、現実社会での認知機能などの評価を、患者だけでなく、動物モデルにも徹底して行わなければならない。本稿では、精神障害に苦しむ患者の認知機能を改善するための試みと機会を中心に、さまざまな課題について述べる。

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