Review Article

心臓血管性疾患のためのマイクロRNA療法:機会と障害

Nature Reviews Drug Discovery 11, 11 doi: 10.1038/nrd3864

最近、マイクロRNA(miRNA)が数々の心臓血管性疾患に重要な役割を果たすことが明らかになっている。AntimiRと呼ばれるmiRNA阻害剤を全身あるいは局所に送達し、治療としてmiRNAの発現と機能を操作する方法が開発され、新しい治療薬としてmiRNAに大きな関心が寄せられるようになった。本稿では、最新のantimiRデザインの特徴の薬物動態学的および薬力学的特徴に注目し、このような特徴と心臓血管の適応症との関連性について述べ、新しい治療手段に付随する機会と障害について評価する。

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