Research Briefing

多様な祖先系集団を持つ集団に対して冠動脈疾患の多遺伝子スコア予測を改善する

Nature Medicine 29, 7 doi: 10.1038/s41591-023-02451-z

ゲノム規模の多遺伝子スコアは、多数のありふれたDNAバリアントに基づく情報を統合することによって、遺伝的に受け継いだリスクを定量化するので、個別化医療の実現において大きな期待が持たれている。これまでに用いられた遺伝子データセットよりも大規模で多様性に富んだデータセットから得られた冠動脈疾患(CAD)とCADに関連したリスク形質の情報を統合することにより、CADの複数祖先系集団(多民族性)多遺伝子予測スコアの改良版を開発した。

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