Brief Communication

がん治療:免疫チェックポイント阻害剤に関係する難治性大腸炎に対する糞便微生物相移植療法の影響

Nature Medicine 24, 12 doi: 10.1038/s41591-018-0238-9

我々は、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)に関係する大腸炎で糞便微生物相移植という治療法が成功し、腸内マイクロバイオームが再構築され、大腸粘膜内での制御性T細胞の頻度の上昇が見られた最初の症例集積研究について報告する。今回得られた予備的データは、腸内マイクロバイオームの調整がICI関連大腸炎の発症をなくす可能性を実証したものだ。

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