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がん:がん細胞はオーファンRNAを使って転移性プログレッションを促進する

Nature Medicine 24, 11 doi: 10.1038/s41591-018-0230-4

我々は、系統的探索によって乳がん特異的な小分子ノンコーディングRNAを見つけ出し、これらをまとめてオーファンノンコーディングRNA(oncRNA)と命名した。次いで、これらのうちの1つでTERCの3′末端に起源を持つoncRNAが、遺伝子発現の調節因子として機能し、乳がん転移の強力なプロモーターであることを見いだした。我々がT3pと名付けたこのoncRNAは、RISC複合体活性の阻害因子として働きながら、転移促進性遺伝子であるNUPR1PANX2の発現を増加させることで、転移促進的な影響を及ぼす。さらに、oncRNAはがん細胞由来の細胞外小胞に存在していることが分かり、循環中にあるこのようなoncRNAは、非細胞自律的な疾患発症にも役割を担っている可能性がある。また、このような循環中oncRNAは液体バイオプシーによるがんフィンガープリント法の新規な材料となるだろう。

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