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培養中のマラリア原虫肝内休眠体を目覚めさせる

Nature Medicine 20, 3 doi: 10.1038/nm.3498

三日熱マラリア原虫(Plasmodium vivax)の検出不可能な肝臓内休眠体が引き起こす感染再発は、マラリアの治療や根絶に対する大きな障害となっている。この原虫に近縁なサルマラリア原虫Plasmodium cynomolgiを使った研究で、原虫に感染させてから40日間培養を続けた初代培養サル肝細胞中で、小型で非増殖性の原虫休眠体であるヒプノゾイトの再活性化が可能であることを示す画期的な結果が得られた。これは、抗ヒプノゾイト薬候補の開発を目標とする休眠体の研究に役立つだろう。

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