News & Views

受容体が不明の「孤児」だったLRH–1が、妊娠に必須と判明

Nature Medicine 19, 8 doi: 10.1038/nm.3271

新しい研究で、オーファン核受容体である肝臓受容体ホモログ1(LRH-1)が、排卵後のプロゲステロン産生量の上昇を、子宮内膜で妊娠に備えて起こるプロゲステロン依存性の変化である「脱落膜化」と結びつけることが明らかになった。マウスでは、卵巣または子宮のどちらかがLrh-1活性を欠くと、繁殖不能という悲惨な結果が生じる。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度